五十嵐先生の想い③〜自立した子へ・前編〜
「自立した子に育って欲しい」と、親であれば誰でもそう願うと思います。
私も2歳半の息子がいて、まだ自立なんて言葉は遠い先の話ですが、それでも将来的には“自立した子”に育って欲しいと思います。
では、世の中で言う“自立”とは何なのか。
それは、
“何事にもおいても自分の今の状態・状況を把握し、自分に必要なことややらなくてはならないことを発見し、自ら行動にうつせる力”
を持つことが、私は“自立”だと考えています。
この力を育てるのに、ピアノという習い事はとても良い影響があると思います🎹
まず一つ目、それは練習です。ピアノを習う限り、避けては通れないのが練習ですね。この練習の最終目標は、「1人で練習を行う」ということ。
習い始める年齢にもよりますが、最初はご両親のお手伝いは必要かと思います。でも考えてみて下さい、5年生になってご両親が練習を一緒にやる(手伝う)のは…想像しただけで変ですよね💧
つまり、どこかのタイミングで1人で練習できるように、段々と手を離す準備をしなければなりません。
今までつきっきりで練習を見ていたのに、突然手を離したら…とんでもない練習の内容になるかもしれません😅なので、最初お手伝いが必要なころから、「今週は何を気をつけてって先生書いてあるかな?読んでみよう!」(私は初期から自立を見据え、幼稚園児の楽譜には全て平仮名で注意を書きます!)
と、今週は何を気をつけて練習するのかを確認することが大事、というのを本人にわかってもらいます。練習とはなんぞや、というのをわかってもらう、ということですね✨
また、音を読んだり譜読みをしたりと、みんなが躓きやすい分野では、手助けをしすぎないことが重要。絶対にやってはいけないのが何の音か答えを教えてしまったり、一緒にやってみよう!となんとなく正解の方に導いてしまうこと。
それでも、何か手伝ってあげたい!と思う時は、「この子は何が上手くいっていないのか、何がわかっていないのか」を、親御さんが探っておいてあげること。それがわかると、レッスンの時に先生から、「この曲は最初からスラスラ読めましたか?」とか、「このノートの宿題はかなり書き直した後がありますが、わからなくてお母様に助けを求めてきましたか?」と聞かれた時に、
「右手はすぐ読めましたが左手は読むのに苦戦していました」
「ドとレはわかるみたいなのですが、ミより上はいまいちわかっていないようです」
と、先生に重要なことを伝えられます。先生は大体生徒さんの様子を見れば、何がわかっていて何がわかっていないのか判断できるのですが、小さい子の脳の作りは小学校高学年とは全然違います。出来ていたから理解している、では無いときもあって、一つ一つ確認するのが大切なのです。
そんなときに、親御さんがお子さんのことをしっかり理解して頂いていると、講師側としてもとても助かりますし、本当に必要な宿題を出せます!
こうやって、少しずつ1人で練習できる力をつけていく、練習するときに大事なことを理解していってもらう、これが鍵🔑です。
そしてそして、自立への道、二つ目は…
後編に続く‼️笑