小学生~中学生コース

小学生~中学生コース

「ソナチネアルバム1」を中心に、長い曲が増えてくる中での仕上げる力、音階や伴奏の定番である分散和音形態など、
今まで以上に必要となる演奏テクニックをさらに磨いていきます。

小学生~中学生コースの特徴

小学生~中学生コースの特徴

ブルグミュラーが終わると「ソナチネアルバム1」に進みます。

この楽譜は小学校高学年~中学生の年齢で入ることが多いです。ブルグミュラーはいわゆるロマン派と言われる時代のもので、ソナチネは古典派のもの、時代でいうと古典の方が古くモーツァルト・ハイドン・ベートーヴェンが代表的な作曲家です。ソナチネではこの大作曲家3人に続くクレメンティ・クーラウ・ディアベリなどを弾きます(ベートーヴェンのソナチネもやります!)。もちろん、曲の雰囲気はブルグミュラーとは違いますが、ソナチネの核となる勉強のテーマは、

・音階や伴奏の定番である分散和音形態など、テクニックが今まで以上に必要になる
・楽章構成となり、1楽章だけでも長い曲が増えてくる中での仕上げる力
・古典派のシンプルな曲の中でのメロディーの歌い方や、場面ごとの間の取り方

この3つです。

難しい曲たちなので、ここで本当に自分のテクニックに向き合わなければならなかったり(指が回らなくて苦戦している子も多数)、メロディーと伴奏のバランスがとても目立ったり、長い曲を普段のレッスンの時から最後まで止まらずに仕上げる力だったりと、正直完璧に仕上げるのは難しいです。

なので、曲によってはある程度のところで合格にし先に進むこともありますが、それでもその先のショパン・メンデルスゾーン・シューベルト・チャイコフスキーなどのロマン派のカッコイイ曲たちを弾く土台を作ってくれます。

ソナチネまで進むことが出来ると、たまに他の楽しい曲・やりたい曲を挟みながら進めていくことが多いです!ショパンのマズルカやベートーヴェンのエリーゼのために、グリーグの小品や渋い子はシベリウスの小品なども!そして本当に弾きたい長めの曲は発表会でのお楽しみに残しておきます。発表会では、メンデルスゾーンの無言歌が人気です。ショパンのワルツ、ドビュッシーのアラベスクや子供の領分なども!チャイコフスキーの四季も好きな子が多いです♪

日常の練習としては、
・ハノン
・ソナチネ
・チェルニー30番
・バッハインヴェンション

この4冊ができたら素晴らしいですが、最近は中学校受験をされる生徒さんも多いので、なかなか3,4冊やり続けるのは難しいところです。私は幼少期4冊でしたが(笑)。その時の忙しさや状況に応じて、レッスンの曲数も対応致しますのでご安心ください。

お月謝

年間43回レッスン 30分レッスン/回
月謝11,000円

※入会金はございません。

入会金をお受けしていない理由については「▼なぜ入会金がないのか」をご覧ください。

使用教本例

ソナチネアルバム1

【ソナチネアルバム1】
ソナチネは古典派のもの、時代でいうと古典の方が古くモーツァルト・ハイドン・ベートーヴェンが代表的な作曲家です。ソナチネではこの大作曲家3人に続くクレメンティ・クーラウ・ディアベリなどを弾きます(ベートーヴェンのソナチネもやります!)。

ハノン

【ハノン】
テクニック向上のための定番教本。指一本一本の強化や押し込まない打鍵、脱力した打鍵など変な癖が絶対につかないよう、良いタッチの感覚を掴むまで、ゆっくり・じっくり取り組みます。

チェルニー30番

【チェルニー30番】
昔からある、言わずと知れたテクニックを高めるための教本です。
でも一番大切なことは、「テクニックを強化しながら、どれだけ音楽的に弾きこなせるか」ということです。チェルニーはつまらない、と思っていらっしゃる方も多いのですが、実はちゃんと音楽的に弾きこなすのはとても難しいのです!
そこがハノンと決定的に違うところです。ハノンで鍛えたタッチ力が、いざ曲の中でどのくらい使えているか、そして使えるようにしていけるか、チェルニーで試していきましょう。

バッハ インヴェンションとシンフォニア

【バッハ インヴェンションとシンフォニア】
バッハのフーガ技法を学ぶ教本です。いわばバッハの基礎。
そして音楽の基礎と言っても過言ではありません。バッハを弾くと、その人の実力がすぐにわかる、と言われることもあるくらいです!
インヴェンションは2声、シンフォニアは3声。主となるテーマを2人、ないしは3人が同等に奏であっていくようなイメージです。なので、どちらかが伴奏、ということはなく、全員大切なのです。その全員を聴き分ける耳を作ることが最大の目標です。

※使用する教本は状況に応じて変更する場合がございます。